平凡だけどちょっとだけ楽しい日々

好きなことを好きなだけ。

結石ができました(数年ぶり3回目)

 

それは日曜日の出来頃。

 

 

なんだか右脇腹あたりが痛いなー胃痛かなー?

さっき食べたおにぎりとカレーパンが原因かしら?

胃が痛くなったことほとんどないからよく分からんー(´Д` )

 

と思っていたら30分後に激痛が襲ってきた。

遊びに行ってた帰りで地元駅に着いたタイミングだったため、近くにあったパチンコ屋によたよたと入り、休憩所のソファに座って具合が悪い人と悟られないように前屈みになりながら歯を食いしばって静かに呻いた。痛みは右脇腹から右の背中寄りに移動していた。

 

うううううう・・・

これたぶん結石だわ

この痛み心当たりあるわ

(すでに2回経験済み)

 

じっとしてるのもそれはそれでしんどくて、トイレに行ったり、ソファに座ったりしながらひたすら耐え、10分くらい経った頃にようやく激痛が鈍痛になってきた。考え事をするくらいの余裕が出てきたのでこれからどうしようかと考え始める。

この時点で午後8時半。

 

この状態で無事に朝を迎えられる気がしない。最悪救急車を呼ぶはめになる。それだけは絶対嫌なため、今の内に病院へ行こうと休日夜間診療の病院を探すべくGoogle先生ヘルプミー。

検索結果の最初に表示された区役所のサイトにいき、休日診療・夜間診療の項目を選択するも、なぜか普通の病院一覧が表示され、診療時間の項目を見ても日曜かつこの時間やってる病院がない。何回試してもこのページに飛んでしまい役に立たない。

※今改めて確認したところ、違う項目を選択してたことが発覚。

 

泣きそうになりながらサイト内に記載のあった24時間医療機関案内 東京都福祉保健局に電話をかけてみた。自動音声システムで電話した時間にやっている近くの医療機関を案内してくれるらしい。ガイダンスに従って「何科を探しているか」「郵便番号」などを押していくのだが、全体的にのんびりしていて切羽詰っていたわたしは何度かキィー!っとなった。さらには自動音声システムが教えてくれた病院が結構遠かった。電車に乗ってそこまで移動するまでにまた激痛に襲われるかもと思うと向かうことを躊躇する。

どうしようか迷っていると、自動音声システムがオペレーターと話せることを教えてくれたので、オペレーターに望みを託すことに。すると、割とここから近い病院を紹介してくれた。自動音声システムが教えてくれたさっきの病院はなんだったんだ・・・。

紹介された病院の夜間診察は午後9時からのため、「9時になったら病院に電話してから来店してください」と言われ、そういうものなのかと思い9時まで待つことに。こんなに辛いのに9時まで待機か、とやや絶望する。

この時点で午後8時45分。

 

座れるしトイレも行けるしと思って、9時までパチンコ屋の休憩所で過ごそうと思い戻ったところ、2度目の激痛が襲ってきた。さらには吐き気まで襲ってきてしまい脂汗だらだらで最悪の展開。呼吸が浅くなり「ハァハァハァハァ」としか息ができない。こんな緊急事態なのに9時まで待機という辛さ。正直何度か救急車を呼ぼうかと思った。でもまだ頑張れそうだったし、そこまでオオゴトにしたくなくて必死に我慢。

 

結石の痛みには波があり、それこそ陣痛のよう(出産未経験)。ちょうど9時になった頃、ちょうどよく激痛がまた鈍痛に変わったため、今だ!!!!と病院に電話する。携帯電話の時間は9時になっているのに流れるは時間外のガイダンス。ガイダンスの切り替えは迅速に行って!!!!

一旦切ってかけ直すと今度は繋がった。電話に出た人へしどろもどろになりながら結石の可能性があること、今から向かいたいことを伝えると、「うちでは一時的な治療しかできないですけどそれでもいいですか?」と言われる。『それでも大丈夫です!!痛み止めさえとりあえず出してもらえれば!!』と必死なこちらに対し、病院側からの返答は「痛み止めを出せるかは先生の診断次第なのでお約束はできません」となんとも冷静。きっとわたしみたいな電話をしてくる人はたっくさんいて慣れてるだろうけどあまりに事務的で辛かった。1時間にも10時間にも思えるほどの辛い15分を耐え抜き、やっと電話できた!病院行かせてくれ!と必死なわたしとの温度差が激しい。温度差が激しすぎて風邪ひきそう。

 

なにはともあれ、病院に向かっていい許可を得たのでタクシーで行くことに。激痛の波がきて車の中で吐くなんてことになったらどうしようと若干ハラハラしながら乗ったにもかかわらず、降りるときまで痛みはずっと落ち着いてた。病院に着いてからはすぐに診察してもらえて、すぐに尿検査。そしてやはり血液が含まれており(血尿)、ほぼ結石確定。

※石を確認していないため、結石との断定はできない。

 

ただ、診察時点では痛みがほとんどなく、しいて言えば右脇腹が重いなーくらいだったのでそれを先生に伝えると、もしかしたら石がもう排出された可能性もありますね、と。ただ、排出された石をわたしが確認できていないので、念のため、痛み止めを処方してもらうことに。痛み止めをもらえるという安心感に涙が出そうになった。今回処方されたのはロキソニンブスコパン。今痛みがないようであれば、すぐに飲む必要はないとのこと。薬を処方してくださった方が「痛かったでしょう」「辛かったでしょう」と言ってくれて、優しい言葉をかけてくれる人にやっと出会えて思わず涙。

 

1時間前にあんなに苦しんだのが嘘のように全く痛みがなく、帰りはスタスタと歩いて帰れたほど。激痛は2度きたが我慢できるくらいだったので、結果的に結石にしては軽い方だったと思われる。よかったよかったと平穏な時間を過ごしていたが、びっくりすることに日付が変わるころ「終わったと思った??まだでしたー!!」と言わんばかりに激痛再来。呻き声をあげながらブスコパンを即飲む。腰をゴリゴリさすりながら早く効け!早く効け!と念じる。

 

結局は3度目の激痛が最後だった。たぶん石はどこかの時点で本当に排出されてしまっていたのだろう。先生には「翌日にも痛みがあったら泌尿器科を受診してください」と言われていたが、特に痛みもなかったので受診せずに今に至る。

 

二度となるものか!!と思った初めての結石から数年後に再発し、今度こそはならない!!と思った数年後に再発。

1回目と2回目はどちらも内科に駆け込む→痛み止めをもらう→翌日総合病院の泌尿器科を受診する→石はそんなに大きくないとのことで自然排出することに→水分をたくさんとる・・・だったし、3回目に至っては泌尿器科すら受診しなくてよかったのでわたしの症状は本当に軽いものだ。

石が大きかったりすると何度も言っているが痛みで気絶するし、さらには自然排出が困難なため手術になったりと割とオオゴトになってしまう。もう本当に懲り懲りなので4度目はないように食生活などに気をつけていきたい所存。